本当は危ない植物油-その毒性と環境ホルモン作用/奥山治美
今回ご紹介する本には、大変なショックを受けまして。
これは是非ともブログに書くべきだと思い読み終わってそのまま再読。
こんなことは本当に珍しい!
皆様の食生活に一石を投じられたら良いのですが・・・
『本当は危ない植物油-その毒性と環境ホルモン作用/奥山治美』
NGO日本食品油脂安全性協議会理事長の著者が植物油の危険性について
述べた本です。
怖い怖いと思って読み進めていました。
これを読んでしまったらもう、家にある植物油を一つ残らず捨てたくなりますよ!
(うちは全部ラードだけど♪)
さて、ヘルシーなイメージのある植物油ですが
実は分かっているだけでもこれだけの害があるんですね。
・カノーラ(菜種)油→有害因子、脳出血促進、腎障害、内分泌かく乱、行動変化
・パーム油、パーム核油→寿命短縮、発癌促進、高インスリン血症
・大豆油→リノール酸多すぎ。(多すぎると、癌や動脈硬化、アレルギー・炎症性の病気を促進)
・コーン油→有害因子、寿命短縮作用
・コメ油→リノール酸多すぎ
・ココナッツ油→有害因子
・オリーブ油→発癌促進、脳出血促進
さぁどうでしょうか。イメージが変わったのではないでしょうか。
また、一部の湯種ではダイオキシン以上に、強力な環境ホルモン作用を示すことが分かったそうです。
環境ホルモンは、性ホルモンを狂わせ精子を減らし、不妊を促進します。
「男(女)として生まれたのに女(男)であると自覚する」という性同一障害は、
胎児期や出生後の環境、とりわけあぶら食環境に影響されていることが有り得るのだそうです。
他にも沢山の害が上がっているのですが、驚いたのは
”植物油は食用としての安全性がいまだに認められていない”こと。
スーパーで売っている油の殆どが植物油なのに!?怖いですね~。
植物油の毒は、即効性はなく自覚症状も起きにくいです。
しかし、摂り続ければ長期間にわたり健康を蝕んでいきます。
油の中では動物性の油がオススメです。
魚の油、バター、ラードです。
これらは高い安全性が認められているそうですよ。
自分の健康管理には、”何を摂るか”も大事ですが、”何を摂らないか”も大事。
外食では難しいですが、せめて家では自衛しましょ!
しかし、現代の食環境は知れば知るほど乱れておりますね~。こわこわ。。。
是非一読あれ。
本当は危ない植物油 その毒性と環境ホルモン作用 (角川oneテーマ21)
- 作者: 奥山治美
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/05/10
- メディア: 新書
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