おりん書店

読んで良かった本をご紹介します。

ミリオンセラーガール/里見蘭

 書店で見かけてから、ずっと気になってました!

やはり気になる出版業界・書店もの!

今回ご紹介する『ミリオンセラーガール』は、

出版社の中でも望まぬ書籍営業になってしまった子の話です。

書店ガールが書店員の話だったのに対し、

本作は書店営業!とてもとても興味深く読めました!

特に、”本は小売りの中でも利益が少なく、

1冊万引きされたら10冊多く売らないとカバーできない”というくだりには、

万引きに対しての切実さが伝わりました・・・

あと、書店ガールでは電子書籍に対する批判がシリーズ通しチラホラありますが、

本作を読むと在庫した時の保管料や手間等考えると出版社にとってはメリットが多いのかな、なんて考えました。

愛書家にはぜひおすすめ!

書店に行った時の景色が変わります!

是非一読あれ。 

ミリオンセラーガール

ミリオンセラーガール