イギリス式月収20万円の暮らし方/井形慶子

突然ですが、先日夏期休暇で実家に帰りました。
母は、典型的な"捨てられない"人。
家には物が沢山あって、気になって寛げませんでした……
聞くと、特にショップ袋を過剰に溜め込んでいるお母さんは多いみたいですね。
年に何回使うのか不明なのですが、
それでも黙って捨てると怒られるんですよねえ。

今日ご紹介する本は、むやみに物を増やさない暮らしをしているらしいイギリスの本です。
最初タイトルだけ見ると節約の話かと思いましたがとんでもない！
そこには物に頼らない、豊かな暮らしがありました。

例えば、イギリスには「Victorian English」という言葉があるそうです。
何から何まで全てを揃えて持っていなければ満足できなかったヴィクトリア時代の人々を表す言葉だそうです。
東京で観光バスに乗っていたイギリス人が
窓から外を眺めながらサイクリングをする人達を見てこんなことを言いました。
「何人もの日本人がヘルメットをかぶり、体に貼りついたスパンデックスのパンツをはいている。
ただ都心で自転車に乗るだけなのに、なぜあそこまで完全に装備するんだろう」

あまりにも見慣れすぎて疑問に思ったこともありませんでした……
しかし確かに……。

他にも、夫婦がギフト以外では一人で服を買わない話なんかはとても素敵に感じました！

借りた本ですが、購入したいと思います(笑)
シンプルに生きたい方に、
是非一読あれ。