ボックス！/百田尚樹

すごいすごいすごーい！！
とーっても面白かったです！
始めから終わりまで、呼吸をするのを忘れるほど夢中で読んでました！

運動神経抜群で天才の鏑矢君と、努力家の秀才木樽君の青春ボクシング小説です。
解説にあったのですが、漫画やアニメでボクシングを題材にした作品は幾つかありますが、
小説はその専門性故に難しいようです。
しかし！そこは百田さん。
百田さんは、題材に関し知識ゼロの人でも大変分かりやすく、
むしろ読み終わる頃には結構詳しくなる位緻密に書いてくれます。
また、百田さん自身も、大学生時代アマチュアボクサーだったそうです。
だからここまでの作品が書けたのかと感服しました。

試合も、それ以外のエピソードも全てが濃いです！
顧問の高津先生みたいに、手に汗握り、涙ぐみ、買ったときには胸が震えました！
市原隼人君主演の映画verも観たいですね。
これはね、読んだ方がいいですよ。
ぜひ一読あれ。